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REVIEWインディー

Wargroove 2 レビュー|ユニット生産型SRPGの、遊びやすい入口

拠点を占領して部隊を生産していくタイプのSRPG。キャラ育成型に慣れた人が最初に戸惑う点と、マップエディタの価値を7軸で評価します。

公開 読了目安 約2分SRPG研究室
ドット絵の部隊が配置された戦術マップのイメージ

評価パラメータ / Wargroove 2

7軸 × 10段階

戦略性
戦略性の評点は10点満点で8.5
バランス
バランスの評点は10点満点で8.0
シナリオ
シナリオの評点は10点満点で6.0
グラフィック
グラフィックの評点は10点満点で8.5
サウンド
サウンドの評点は10点満点で7.5
ボリューム
ボリュームの評点は10点満点で8.0
遊びやすさ
遊びやすさの評点は10点満点で8.5

7軸の平均を100点換算。レビュー方針

最も高い軸は戦略性(8.5)、 最も低い軸はシナリオ(6.0)です。

総評「育てる」ではなく「揃える」SRPG。3,000円以下で戦術の別ジャンルを体験できる。

PRSteamSteam版(セール時は半額前後)¥2,050〜(広告・外部サイトが新しいタブで開きます)

記事末尾に他ストアの価格も掲載しています。

ここが良い

  • 拠点占領と生産のループが明快で、初手から考えることがある
  • マップエディタとコミュニティ投稿で、本編後も遊び続けられる
  • 価格が手頃で、ジャンルの入口として勧めやすい

ここは注意

  • キャラクター育成の達成感を期待すると物足りない
  • 物語は淡白で、動機づけとしては弱い

SRPGには大きく2つの系統があります。 固定キャラを育てる系統と、その場でユニットを生産する系統です。 本作は後者で、日本の王道SRPGに慣れた人ほど新鮮に感じるはずです。

「育成」がないと、何が面白いのか

生産型では、ユニットは資源で買う消耗品です。 愛着を持って育てたキャラが死ぬ悲しさはありません。その代わり、思考の焦点が完全に盤面へ移ります。

具体的には、毎ターンこう考えることになります。

  1. 今の収入で、次に何を買えるか
  2. 拠点をあと1つ取ると、収入がどれだけ増えるか
  3. 相手が次に買えるユニットは何で、それに勝てる編成は何か

経済と盤面が直結しているため、1手の重みが常に一定です。 育成型のように「後半になるほど強くて楽になる」ということが起きません。

相性表を覚えるまでが山場

ユニットには明確な相性があり、これを把握するまでは一方的に負けます。 逆に言えば、相性さえ理解すれば序盤の壁はすぐ越えられます。

序盤で押さえるべきは次の3点だけです。

覚えること 具体的な内容
歩兵の役割 拠点占領は歩兵しかできない。戦力ではなく作業単位として数を確保する
遠距離の扱い 反撃を受けない位置から削る。前に出したら負けと考える
収入の優先度 敵を倒すより、拠点を1つ多く取るほうが長期的に強い

マップエディタの存在が評価を押し上げている

本編クリア後も、エディタで自作マップを作ったり、他プレイヤーのマップを遊んだりできます。 インディー価格の作品としては遊べる総量が明らかに多い部分で、ボリューム評価を8.0にした理由もここです。

自作SRPGを作りたい人にとっては、マップ設計の練習環境としても機能します。 実際、当サイトで公開している自作SRPGのマップ構成も、この系統の作品から学んだ部分があります。

総評:ジャンルの幅を広げる一本

育成型に慣れた人が「SRPGはもう一巡した」と感じたとき、次に触るべきはこの系統です。 価格も手頃なので、合わなかったときの損失が小さいのも入口として優秀な点です。

作品情報

Wargroove 2

タイトル
Wargroove 2
開発
Chucklefish
販売
Chucklefish
対応機種
Steam / Switch / Xbox
発売日
2023年10月5日
価格
2,050円前後
公式サイトを開く

購入・ダウンロード

以下は広告リンクです。価格や在庫は変動するため、最終的な条件は各ストアでご確認ください。 このリンク経由で購入されると当サイトに紹介料が入りますが、評価点には影響しません。

こんな人におすすめ

  • キャラ育成型のSRPGに一巡した人
  • 短時間で1マップ終えたい人
  • 自分でマップを作ってみたい人

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