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REVIEW

ファイアーエムブレム エンゲージ レビュー|戦闘の面白さに全振りした一作

歴代主人公を召喚する「エンゲージ」システムで、盤面の駆け引きが大きく変わりました。戦闘特化の設計が誰に向き、誰に向かないのかを7軸で整理します。

公開 読了目安 約2分SRPG研究室
ユニットの攻撃範囲が重なって表示された戦術マップのイメージ

評価パラメータ / ファイアーエムブレム エンゲージ

7軸 × 10段階

戦略性
戦略性の評点は10点満点で9.0
バランス
バランスの評点は10点満点で8.5
シナリオ
シナリオの評点は10点満点で6.5
グラフィック
グラフィックの評点は10点満点で9.0
サウンド
サウンドの評点は10点満点で8.5
ボリューム
ボリュームの評点は10点満点で8.5
遊びやすさ
遊びやすさの評点は10点満点で9.5

7軸の平均を100点換算。レビュー方針

最も高い軸は遊びやすさ(9.5)、 最も低い軸はシナリオ(6.5)です。

総評物語より盤面。ターンごとの読み合いを純粋に楽しみたい人に最も刺さる。

PRマイニンテンドーストアファイアーエムブレム エンゲージ¥7,678〜(広告・外部サイトが新しいタブで開きます)

記事末尾に他ストアの価格も掲載しています。

ここが良い

  • 武器相性の復活で、編成段階から勝ち筋を組み立てられる
  • エンゲージ発動のタイミングが、そのまま戦術の見せ場になる
  • UIとテンポが快適で、1マップあたりの負担が軽い

ここは注意

  • 物語の重さを期待すると肩透かしになる
  • 拠点パートの作業感が人を選ぶ

このシリーズには、大きく分けて「物語で読ませる作品」と「盤面で遊ばせる作品」があります。 本作は明確に後者です。そこを理解して買うかどうかで、評価が真っ二つに割れます。

武器相性の復活が意味するもの

剣・槍・斧の三すくみが戦闘に戻ってきました。 これは単なる懐古ではなく、編成の段階で勝ち筋を考えさせるための仕組みです。

相性が存在すると、盤面はこう変わります。

  • 敵の武器構成を見て、こちらの出撃メンバーを決める
  • 相性有利なユニットで前に出て、不利なユニットを射線から外す
  • 相手が有利を取りに来る位置を予測して、あえて空ける

つまり、戦闘が始まる前から意思決定が発生します。 相性がないシリーズ作では、この「準備段階の読み合い」が薄くなっていました。

エンゲージは「使いどころ」を作るシステム

歴代主人公の力を一時的に借りるエンゲージは、強力だが回数が限られるリソースです。 そのため、プレイヤーは常にこう考えることになります。

今ここで切るか、次の山場まで温存するか。

この判断が毎マップ発生することで、単調な消化戦が起きにくくなっています。 強力な必殺技を持つゲームは多いですが、「いつ切るか」で悩ませる設計になっているものは多くありません。

弱点:物語と拠点パート

一方で、物語は素直で予定調和な展開が中心です。 シリーズの過去作にあった、選択の重さや後味の悪さを期待すると物足りません。

拠点での育成・交流パートも、マップ間に必ず挟まる構造のため、 戦闘だけを続けたい人には作業に感じられます。ここは好みが割れる部分です。

総評:戦闘目当てなら迷わず

7軸の内訳を見ると、シナリオ以外がすべて高水準です。 「SRPGの戦闘部分だけを高い完成度で遊びたい」という要望に対しては、現行機で最も答えている一本と言えます。

逆に、物語で泣きたい人にはタクティクスオウガ リボーンのほうが向いています。

作品情報

ファイアーエムブレム エンゲージ

タイトル
ファイアーエムブレム エンゲージ
開発
インテリジェントシステムズ
販売
任天堂
対応機種
Switch
発売日
2023年1月20日
価格
7,678円前後

購入・ダウンロード

以下は広告リンクです。価格や在庫は変動するため、最終的な条件は各ストアでご確認ください。 このリンク経由で購入されると当サイトに紹介料が入りますが、評価点には影響しません。

こんな人におすすめ

  • 戦闘そのものを一番楽しみたい人
  • シリーズ未経験で、まず1本試したい人
  • 短い時間で区切りながら進めたい人

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